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2018年05月12日 13時52分 JST | 更新 2018年05月12日 13時52分 JST

3月末からの米大使館移転への抗議デモ、死者数40人超え ガザ地区

米国は、イスラエル建国70年の5月14日に大使館をエルサレムに移転する

朝日新聞社
パレスチナ自治区のガザ地区で11日、負傷者を運ぶ抗議デモの参加者=AP

米大使館移転の抗議デモ、死者40人超える ガザ地区

 米国がイスラエル建国70年の14日に大使館をエルサレムに移転するのを前に、パレスチナ自治区ガザ地区の境界付近で11日、パレスチナ難民の帰還を求める大規模な抗議デモがあった。ガザ保健省によると、イスラエル軍の銃撃などでパレスチナ人1人が死亡、900人超がけがをした。

 イスラエル軍によると、デモには約1万5千人が参加した。一部が火炎物を使ったり、タイヤを燃やしたりし、軍は実弾や催涙弾などを発射した。3月末から毎週金曜日に行われているデモでの死者数は、40人を超えた。

 パレスチナ側は、米大使館がエルサレムに移転する14日と、イスラエル建国に伴ってパレスチナ人約70万人が難民になった「ナクバ」(大破局)から70年の15日、大規模な抗議デモをする予定。イスラエル側との緊張が一段と高まる恐れがある。(エルサレム=渡辺丘)

(朝日新聞デジタル 2018年05月12日 12時28分)

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