養子って呼ぶのやめない? 子育て中のサンドラ・ブロックが言いたかったこと

「私の家族はごちゃ混ぜで、多様で、おかしくて、愛情と思いやりにあふれています」
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養子縁組で迎えたふたりの子ども、ルイ(8歳)とライラ(6歳)の子育て真っ最中の、俳優サンドラ・ブロック。

ファッション誌「InStyle」2018年6月号で、「養子縁組で迎えた子どもたちを、あえて"養子"と呼ぶのをやめませんか?」と語った。

一体なぜ?ブロックはこう説明する。

「養子縁組した子供たちを、あえて"養子"と呼ばないで、普通に"子ども"と呼びませんか? だって、"体外受精した子供"とか"バーで出会った人とできた子供"とかと言わないでしょ? 子どもたちは、ただの自分の"子ども"ですから」

ブロックは、2010年にルイ、2015年にライラと養子縁組した。ふたりについて語るブロックの言葉の端々に、愛情が感じられる。

「ルイはすごく繊細な子です。ユダヤ人の喜劇俳優シェッキー・グリーンが好きで、私は彼を78歳児ってからかっています。とても頭がよくて優しい性格です」

「精神的にとても大きな何かを持っている子だから、それを駄目にしないようにしなきゃと思っています」

「ライラは恐れを知らない子どもです。自由の精神を守るために戦う戦士。彼女が将来何を成し遂げるんだろうと考えるだけで、ワクワクする。きっと何かすごいことをやってのけると思います」

ルイを抱くサンドラ・ブロック(2013年8月撮影)
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ルイを抱くサンドラ・ブロック(2013年8月撮影)

養子縁組で親になったブロックは、家族になるまでのプロセスを包み隠さずに語ってきた。

俳優という職業が、彼女を困難な状況に追いやることもあったという。「ライラを迎えたすぐ後、パパラッチに追い回された」とPeople誌に語っている。

「ライラの写真が世界中で売られていました。こういった状況からライラを守ると私は約束していたし、契約も交わしていました。だからずっと弁護士を追いかけ回して、助けてとお願いしなければいけなかった」

ブロックは、自分の家族をこう表現する。

「私の家族はごちゃ混ぜで、多様で、おかしくて、愛情と思いやりにあふれています」

「それが家族ってものでしょ?」

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

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