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2018年05月16日 16時35分 JST | 更新 2018年05月16日 17時03分 JST

北朝鮮、「核放棄強要なら首脳会談は再考」と発表 南北高官会談のドタキャン

非核化をめぐる米国との交渉に、北朝鮮が不満を募らせていることを示した。

JUNG YEON-JE via Getty Images

北朝鮮、米朝首脳会談への影響示唆 南北高官協議の中止

 北朝鮮は16日未明、韓国に対し、板門店の韓国側施設「平和の家」で同日午前に開くことになっていた南北高官協議の中止を伝えた。米韓軍が韓国周辺で実施している合同空軍演習「マックスサンダー」を中止の理由にしている。6月12日に開かれる米朝首脳会談に向けた事前交渉を有利に運ぶため、米国などを揺さぶる狙いとみられる。

 また、北朝鮮の金桂寛(キムゲグァン)・外務省第1次官は16日午前、「(トランプ政権が)一方的に核放棄だけを強要しようとすれば、来たる朝米首脳会談に応じるか再考するほかない」とする談話を発表。非核化を巡る米国との交渉に北朝鮮が不満を募らせていることを示した。

 韓国統一省によると、16日未明、北朝鮮代表団を率いる李善権(リソングォン)・祖国平和統一委員長名で、高官協議を無期延期とする通知が届いた。同省報道官は16日、「両首脳が合意した板門店宣言の精神に合致せず遺憾」とする声明を発表し、北朝鮮が早期に協議に応じるよう求めた。

(朝日新聞デジタル 2018年05月16日 13時47分)

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