朝丘雪路さん、82歳で死去。アルツハイマー型認知症のため療養していた

宝塚歌劇団を経て「11PM」などマルチに活躍した女優

女優、歌手、舞踊家など幅広く活躍した朝丘雪路(あさおか・ゆきじ)さんが4月27日に死去した。5月19日、朝日新聞デジタルなどが報じた。82歳だった。

死因は不明だが、アルツハイマー型認知症のため療養していた。葬儀・告別式は近近親者で行ったという。

朝丘さんは東京出身。スポニチによると、1952年に宝塚歌劇団に入団し、月組に在籍して娘役として活躍。55年に退団して女優活動をスタートさせた。

一躍お茶の間の人気者になったのが日本テレビ系の「11PM」のアシスタント役。66年から82年まで担当したが、67年に司会の大橋巨泉さんが胸の大きな朝丘さんを「ボイン」と呼び、これが当時の流行語となった。

1973年に俳優・津川雅彦さん(78)と結婚。おしどり夫婦として知られていた

旭日小綬章の受章が決まり、喜びを語る女優の朝丘雪路さん(東京・中央区) 2011年撮影
旭日小綬章の受章が決まり、喜びを語る女優の朝丘雪路さん(東京・中央区) 2011年撮影
時事通信社

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