博多の御笠川で目撃されていたワニは、「フィギュアの可能性高い」と警察

「ワニは偽物だ」と署に連絡があった。
男性らが御笠川で撮影したワニのフィギュア。写真のように川岸に置いて立ち去ったという=福岡県警博多署提供
男性らが御笠川で撮影したワニのフィギュア。写真のように川岸に置いて立ち去ったという=福岡県警博多署提供
朝日新聞社

博多・御笠川のワニはフィギュアか 「偽物だ」署に連絡

福岡市博多区の御笠川でワニのようなものが目撃され、捜索していた福岡県警は19日、本物のワニではなく、フィギュアの可能性が高いとの見方を明らかにした。

博多署によると、福岡市博多区の30代の男性から18日、「ワニは偽物だ」と署に連絡があった。男性の話では、16日午後6時半ごろ、御笠川でボートに乗っていたところ川底にワニのような影を見つけた。手でつかみ上げると、約1メートルのビニール製のフィギュアで、男性はそのまま川岸に置いて立ち去った。一緒にいた男性の友人もその一部始終を撮影していたという。

最初にワニが通行人に目撃された30分ほど前の出来事で、通行人が見たワニもこのフィギュアの可能性が高く、引き続き付近を捜索しているという。

ワニのような生き物がいると通行人が17日に福岡市博多保健所に連絡したのをきっかけに、「発見現場付近には近づかないように」と付近の小学校に注意を促すなど騒ぎになっていた。

(朝日新聞デジタル 2018年05月19日 13時24分)

関連ニュース

注目記事