モズアスコット、平成最後の「安田記念」で勝利 ルメール騎手「ごっつぁんです!」と喜びの声

過去にはオグリキャップ、ダイワメジャー、ウオッカ、ジャスタウェイなど数々の名馬が制覇している。

競馬のG1レース「第68回 安田記念(芝1600m)」が6月3日、東京競馬場(東京・府中市)で開かれ、9番人気のモズアスコットが平成最後の安田記念を制した。2着はアエロリット。1番人気のスワーヴリチャードは3着に終わった。

騎乗したルメール騎手は、レース後のインタビューで「どうもありがとうございます!ごっつぁんです!」と喜びを表現。「馬の状態が良かった」「馬がよく頑張ってくれました」と健闘を讃えた。ルメール騎手が安田記念に勝利したのは今回が初めて。

■春のマイル王者を決める「安田記念」とは

「安田記念」は毎年6月初め(日本ダービーの翌週)に開催されるG1レース。JRA初代理事長で「日本競馬の父」と呼ばれる安田伊左衛門氏の功績を讃えて創設された。

1951年に「安田賞」として始まり、安田氏の死去後の1958年に「安田記念」に改称。例年、春のG1シーズンの締めくくりとして、東京競馬場の芝1600mでマイル王者の座を争う。

過去にはオグリキャップ、タイキブリザード、タイキシャトル、エアジハード、アグネスデジタル、ダイワメジャー、ウオッカ、ジャスタウェイなど数々の名馬が制覇している。

3連単が発売された2005年以降、過去13回のうち10回で10万円を超える配当が出ており、波乱含みの難解なレースが頻発することで知られる。

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