国会の議場でセキュリティゲートを通ろうとした、オランダのマーク・ルッテ首相。
同行していた男性と談笑しながら通り抜けようとしたら、手にしていたコーヒーを床にぶちまけてしまいました。
首相のような地位のある人が、何かこぼしたり失敗したりすると、慌てて周りの人がフォローしにくることも多い。
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しかし、オランダ首相の行動は違いました。
「あ〜もったいないね」と言いながら、自分でお掃除することにしました。
驚いたのは議場の清掃員の女性たち。
「あれれ、いいんですか...!?」と言ったような顔で首相にモップを手渡します。
えへへ、と笑いながらモップでコーヒーを拭く首相のもとに清掃員の皆さんが近寄って手拍子をしはじめました。
みんなで応援。それともちょっと面白がっている...?
首相は、飛び散ったコーヒーを全て拭き終わったのですが、清掃員の方々にモップを指差して一言声をかけます。
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「このモップ、ちょっと短くない?」といったところでしょうか。
清掃員たちがモップの扱い方をレクチャーすると、自分にフィットする長さに伸びたモップに大喜びの首相なのでした。
こぼしたコーヒーを自分で掃除。当たり前のことかもしれないですがちょっとニッコリしてしまいます。
YouTubeでも「尊敬します」「ナイスな掃除っぷり」などと首相を賞賛するコメントが相次ぎました。