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2018年06月09日 12時11分 JST | 更新 2018年06月09日 12時12分 JST

小池都知事、5歳女児の死亡を受け児童相談所の強化へ 「反省材料ある」

児相と警察の情報共有を拡大する考えも示した。

小池都知事「反省材料ある」 5歳死亡受け児相強化へ

 東京都目黒区の船戸結愛ちゃん(5)が死亡した事件を受け、小池百合子都知事は8日、児童相談所の体制について、児童福祉司や児童心理司などの職員を増やすほか、夜間休日の相談体制を強化する方針を明らかにした。児相職員が家庭訪問しながら結愛ちゃんの姿を確認できず、その後に死亡した今回の経緯について「反省材料はある」と話し、児相と警察の情報共有を拡大する考えも示した。

 都内では今年度、11カ所の児相に児童福祉司が273人配置されているが、児童福祉法の配置基準(297人)に達しておらず、増員が課題となっている。小池氏はこの日の定例会見で「(自宅で見つかった)ノートにつづられた一文が世の中を大きく動かしている」と話し、担当者に対応を急ぐよう指示したと説明した。

 事件が起きたのが香川県から一家が引っ越してまもなくだったことから、広域の情報共有の進め方についても「国に対応してほしい」と語った。

 都は、事件を受けて5月に検証チームを立ち上げており、今年度中に報告書をまとめる予定だ。虐待を含む都内の児相への相談件数は2016年度に約3万6千件で年々増加している。

(朝日新聞デジタル 2018年06月09日 00時15分)

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