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2018年06月09日 12時55分 JST | 更新 2018年06月09日 14時22分 JST

カズオ・イシグロさん、ナイトになる。

「外国から来た小さな少年だった私を受け入れ、教育し、育ててくれた国からこのような栄誉を受けることに深く感動しています」

朝日新聞社
カズオ・イシグロさん(2017年10月撮影)

カズオ・イシグロさん「サー」に ナイトの爵位授与へ

 英国政府は8日、エリザベス女王の誕生日にちなむ叙勲名簿を発表した。長崎出身で昨年ノーベル文学賞を受賞した作家カズオ・イシグロさん(63)に、「サー」の称号で呼ばれるナイトの爵位が授与されることになった。

 イシグロさんは「外国から来た小さな少年だった私を受け入れ、教育し、育ててくれた国からこのような栄誉を受けることに深く感動しています。私たちの世界のこの不安定な瞬間に、英国と、英国のオープンで民主的な伝統、そして私が参加させていただいている英国の素晴らしい文学的な文化を、誇りに思い続けています」とのコメントを出した。

 イシグロさんは長崎市生まれ。5歳の時に海洋学者の父の仕事の都合で一家でイギリスに移住し、1983年に英国籍を取得した。「日の名残(なご)り」で英国で最も権威あるブッカー賞を受け、英国を代表する作家となった。(ロンドン=下司佳代子)

(朝日新聞デジタル 2018年06月09日 10時37分)

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