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2018年06月11日 10時12分 JST | 更新 2018年06月11日 10時12分 JST

「とりせん渋川店」に車が突っ込む。子ども含む男女14人負傷

「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」

Evgen_Prozhyrko via Getty Images
写真はイメージ

スーパーに車突っ込む 子ども含む14人けが、男逮捕

 群馬県渋川市のスーパー「とりせん渋川店」に10日午後4時ごろ、車が突っ込んだ。県警や消防によると、6歳と9歳、11歳の子どもを含む78歳までの男女14人がけがをし、このうち5人が重傷という。県警は、運転していた同市半田、無職矢島克人容疑者(55)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。

 渋川署によると、矢島容疑者は「ブレーキとアクセルを踏み間違えた。大勢の人をけがさせたことには間違いありません」と話しているという。

 スーパーの近くにあるクリーニング店員の女性(39)は、黒いワゴン車が駐車場で何度か空ぶかししている音を聞いた。少しすると、「ドーン!」という音と、「ガシャン」とガラスが割れる音が聞こえた。

 スーパーの方を見ると、入り口から10メートルほど先にあるレジ付近にまで車が突っ込んでいた。複数の人が倒れ、子どもの泣き叫ぶ声も聞こえてきた。目撃者は「駐車スペースからいったん出た後、車はお店の方に突入した」と話したという。

 駐車場にはテントが張られ、救護措置が行われていた。女性は「何が起きたのかと思った。本当に驚いた」と振り返った。

 救助にあたった渋川市の看護学生原田彩加さん(22)は「男の子が頭を切っていたので服で止血した。運転手は男性で、警察との受け答えはできていた。日曜日のお客さんがこんなにいるときに怖い」と話した。

 姉とめいの3人で買い物に来ていた群馬県高山村の女性(49)は、レジで会計を済ませたところで事故に遭い、歯と右足の指が折れる重傷を負った。全身に打ち身や切り傷も。姉もけがをしたという。女性は「何かが飛んできて歯に当たり、大きな音が聞こえた。爆発かと思った」。近くに並んでいた親子3人も飛ばされて、そのうち小さな女の子は5メートルほど飛ばされているのが見えたという。「ニュースになるようなことが、まさか自分の身に起きるとは。二度と経験したくない」と語った。

 事故当時、店内のレジに並んでいた男性によると、突然車が店内に突っ込み、ブレーキをかけないまま客や棚にぶつかってきたという。はねられて立ち上がれない人や、割れたガラスで切り傷を負った人など、子どもを含めて10人以上が被害にあっていたという。男性は「隣のレジに並んでいたら自分も巻き込まれていた」と振り返った。

(朝日新聞デジタル 2018年06月10日 21時52分)

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