サッカー日本代表は6月12日、オーストリアのインスブルックでパラグアイとの国際親善試合に臨んだ。前半に1点を先行されたが、後半に盛り返し、4対2で逆転勝利を収めた。
4月に就任した西野朗監督は、3試合目の指揮では初勝利。ロシア・ワールドカップ開幕を控えた最後のテストマッチの首尾は上々だった。
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日本代表MFのベティス所属・乾貴士(いぬい・たかし)が、後半に2ゴールを決めた背景に、西野監督の「珍アドバイス」があったと話題になっている。
■「スパイクに何か入ってないか」
サンスポによると、乾は前半にシュートが決まらず悩んでいたが、ハーフタイムに西野監督から「イージーなシュートミスが多いぞ。スパイクに何か入ってないか。親指の辺りを調べてみろ」と指示を受けたという。
試しにスパイクを靴底の凹凸が浅い固定式に替えてみると、効果はてきめんだった。後半開始から18分間で2点を奪う変貌ぶりで期待に応えた。
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日刊スポーツによると、試合後に乾は「もう前半のスパイクは捨てようと思います」と報道陣を笑わせたという。