大阪府北部で震度6弱 救助17件、火災3件、壁崩落や「水道管が破裂した」の通報も

気象庁によると、マグニチュード6.1、震源の深さは13㎞という
各地の主な震度
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大阪府北部で震度6弱 救助17件、火災3件、壁崩落も

18日午前7時58分ごろ、大阪府北部を震源とする地震があった。大阪府北部で震度6弱、京都府南部で震度5強、滋賀県南部、兵庫県南東部、奈良県で震度5弱を観測した。気象庁によると、震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5・9と推定されるという。

気象庁は18日午前10時、マグニチュードを速報値の5・9から6・1に、震源の深さを暫定値の約10キロから13キロに訂正し、発表した。

大阪市消防局によると、18日午前8時半現在、エレベーター内に閉じ込められるなど、救助の要請が複数ある。また午前8時25分ごろ、西淀川区大和田3丁目で、「住宅から煙が上がっている」と通報があった。

枚方寝屋川消防組合によると午前8時半現在、枚方、寝屋川両市では壁の倒壊、エレベーター内に閉じ込めの通報が複数ある。枚方市では「水道管が破裂した」という通報もあったという。

大阪市危機管理室によると、18日午前9時までに市消防局などに寄せられた情報は、救助案件が17件、救護案件が3件、火災が3件。けが人の情報は入っていないという。そのほか、大阪市生野区巽北1丁目で壁の崩落の情報がある。

(朝日新聞デジタル 2018年06月18日 10時47分)

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