大阪地震で「ガスが止まった」。安全確認と復旧の手順は?大阪ガスが注意喚起

「まずは身の回りの安全確認を徹底してほしい」
地震で陥没した道路=6月18日午後、大阪府高槻市
地震で陥没した道路=6月18日午後、大阪府高槻市
時事通信社

大阪府北部を震源とする地震を受けて、大阪ガスは6月18日、高槻市と茨木市内の10万8000戸に対してガスの供給を停止した。

大阪ガスは、地震の影響でガス設備に被害が生じている可能性があるとして、ガス漏れの確認や安全装置が働いてガスが止まった場合のシステム復帰方法について呼びかけている。

大阪ガスによると、安全確認の手順は次の通り。

【安全確認の手順】

①ガスが漏れていないか、においで確認する

②ガスのにおいがした場合、火気は使用しない

③窓を開ける

④ガス栓を締める

⑤ガスメーターの元栓を締める

⑥お客様専用電話(0120−094817)にガス漏れを連絡する

大阪ガス

また大阪ガスは、震度5以上の揺れを感知した際、安全装置(マイコンメーター)が作動し、自動的にガス供給を遮断している。そのため、今回の地震で供給を停止しているエリア外でも、ガスが止まっている家庭があるという。マイコンメーターの赤いランプが点滅している場合は、次のような手順でガスを復旧することができる。

【復旧作業の手順】

大阪ガス
大阪ガス

①全てのガスの機器を止めて、ガスのにおいを確認

②においがしない場合、メーターの赤いランプの点滅を確認

※点滅がない場合は、お客様専用電話(0120−094817)に問い合わせ

③ガス機器の器具栓、ガス栓がしまっているかを確認する

④復帰ボタンのキャップを手で左に回して外す

⑤復帰ボタンを奥まで押し、ランプの点灯を確認したら手を離す

⑥ガスを使わず3分間待つ

※ランプの点滅が消えるとガスが使える

大阪ガスによると、現在供給設備に損傷がないか確認中で、復旧のめどは立っていない。同社の担当者は、ガスが止まっている家庭に向けて次のように呼びかけている。

「まずは身の回りの安全確認を徹底してもらいたい。大阪ガスの職員が迅速に対応できるよう、外であやしい匂いがした場合にも連絡してほしい。供給を停止したエリア情報の公開や供給設備の安全確認など、速やかに対応したい」

【UPDATE:2018/06/18/18:30】

大阪ガスによると、ガスの供給を停止した地域が確定し、対象世帯は11万戸となった。同社は26日から30日の供給再開を目指しており、社員による点検で安全確認されるまでガスを使わないよう呼びかけている。供給停止地域では、ガスメーターで手動の復旧作業をしてもガスが出ないという。

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