ミクシィ社長、書類送検うけ辞任。「チケットキャンプ」がジャニーズ事務所の商標権侵害の疑い

ミクシィは「違反性の認識はない」と話しています。
インタビューに応じるミクシィの森田仁基社長=東京都渋谷区のミクシィ本社
インタビューに応じるミクシィの森田仁基社長=東京都渋谷区のミクシィ本社
時事通信社

ミクシィの子会社がジャニーズ事務所の商標を無断で使用したとして、兵庫県警は6月22日、ミクシィと子会社の森田仁基社長を商標法違反容疑で書類送検した。

森田社長は書類送検を受けて辞任。「混乱を回避するため」と説明しているという。後任には、木村弘毅・取締役執行役員を充てる。

ミクシィによると、子会社「フンザ」が運営するチケット転売の仲介サイト「チケットキャンプ」上で、ジャニーズ事務所に所属するタレントの情報などをまとめる「ジャニーズ通信」を運営していた。この表記をめぐり、ジャニーズ事務所の商標権を侵害した疑いで兵庫県警が捜査していた。

一連の事態を受けて、「チケットキャンプ」は2018年5月末でサービスを終了した。

ミクシィの広報担当者は6月22日、ハフポスト日本版の取材に対して次のように話した。

「このような事態に至ったことを厳粛に受け止め、引き続き捜査に協力をします。しかし、当社グループとして、商標法違反に対する認識はなく、この点に関しては検察の判断を待ちたいと考えています」

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