サッカーのワールドカップ・ロシア大会、日本の1次リーグ最終戦となる対ポーランド戦(6月28日午後11時キックオフ)で、ベドナレクが後半14分にゴールを決めてポーランドが先制した。
日本は、ポーランドに勝つか引き分けで、自力での1次リーグ突破が確定する。ポーランドに敗れた場合でも、同時刻に始まったセネガル-コロンビア戦の結果次第で、1次リーグ突破が決まる。
セネガル-コロンビア戦は、現時点で1-0でコロンビアがリードしており、このまま試合が終わると、セネガルと勝ち点4で並び、得失点差の争いとなる。得失点差でも同じ場合は、総得点、フェアプレーポイント、抽選の順で決まる。
〈試合経過〉
後半14分:ポーランドがゴール付近でフリーキックを獲得。ベドナレクが右足で合わせて、先制点を挙げる。
第2戦目が終了した時点で、グループHの順位は以下の通り。
日本とセネガル(勝ち点4)、コロンビア(勝ち点3)の3カ国で、決勝トーナメントに進出できる2枠を争っている。日本と対戦するポーランドは、1次リーグ敗退が決定している。
日本はポーランドに敗れた場合でも、セネガル-コロンビア戦の結果次第で、1次リーグ突破が決まる。
1)セネガルがコロンビアに勝利 ⇒ 日本は2位で通過。
2)セネガルがコロンビアと引き分け ⇒ 日本は3位で敗退。
セネガルが勝ち点5で1位。日本とコロンビアが4で並ぶが、得失点差でコロンビアが日本を上回ることになるため、日本は敗退となる。
3)コロンビアがセネガルに勝利 ⇒ 日本とセネガルの得失点差の争い。
コロンビアが勝ち点6で1位。日本とセネガルが勝ち点4で並び得失点差の争いとなる。得失点差でも同じ場合は、総得点、フェアプレーポイント、抽選の順で決められる。
フェアプレーポイントの数は、イエローカードは1点、2枚目の退場で3点、一発退場で4点、警告後の一発退場で5点がマイナスされる。
FIFAの公式サイトによると、第2戦の終了時点で日本はイエローカード3枚、セネガルはイエローカード5枚となっている。
現時点で日本とセネガルは、得失点差も総得点も失点数も同じため、フェアプレーポイントが最終順位に大きな影響を与えるかもしれない。