ストロベリームーン、実は赤くないことが判明

残念!
2016年7月20日のストロベリームーン(イギリスで撮影)
2016年7月20日のストロベリームーン(イギリスで撮影)
Getty Images

2018年6月28日の月は「ストロベリームーン」だ。

ストロベリームーンは、 夏至に一番近い満月のこと。CNNによると、アメリカ先住民のアルゴンキン族の呼び名に由来し、この満月は野イチゴの収穫の時期を示すものだったという。

だから、ストロベリームーンという名前から、イチゴのように真っ赤なお月様が見えるわけではない。

仙台市天文台は、2017年6月9日の朝日新聞デジタルの記事で、以下のようにコメントしていた。

「この時期は月の高度が冬より低いため、赤く見えるように思うかもしれないが、この日の月が特別に赤いわけではない」

「そもそも、太陽も朝日や夕日が赤く見えるのと同じ原理で、月も昇り始めと沈む時は赤く見える。『ストロベリームーン』自体が天文用語でもなく、地球から1年で最も離れているからといって、より赤く見えるわけではない」

真っ赤な月ではなさそうなのは残念だけど、たまには夜空を眺めながら、ワールドカップサッカーの日本代表の健闘を祈ってもいいかもしれない。

決勝トーナメント進出をかけたポーランド戦は、日本時間午後11時にキックオフだ

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