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2018年07月06日 14時02分 JST | 更新 2018年07月06日 14時02分 JST

「最後だと思っていた」 山梨で反対運動担った90歳男性が語る。松本智津夫死刑囚の刑執行

「結局全てが解明されないままになった」

朝日新聞社
防護服に身を固め、カナリアの入った鳥かごを手にオウム真理教施設へ捜索に向かう捜査員ら=1995年3月22日、山梨県上九一色村(当時)

「松本死刑囚は最後だと...」山梨で反対運動担った90歳

 オウム真理教の教団施設があった山梨県上九一色村富士ケ嶺(ふじがね)地区(現・富士河口湖町)で反対運動を展開した元オウム真理教対策副委員長の竹内精一さん(90)は、「3月に元教団幹部が東京から全国の拘置所に移送され、そろそろ死刑執行かもしれないと思っていたが、松本智津夫死刑囚は最後だと思っていた」と話した。

 なぜ教団は人を殺したり、テロをしたりできるようになったのか。「松本死刑囚でなければ何も分からない。全てを明らかにすべきだ」と考えてきたからだ。「結局全てが解明されないままになった。オウムの根本を知りたかった」

 旧上九一色村の村長を1997年8月から務めた甲府市古関町の小林実さん(78)は「人の命の問題なので死刑執行を喜ぶわけにはいかないが、オウム事件に一つの区切りがついた」と話す。

(朝日新聞デジタル 2018年07月06日 12時08分)

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