車椅子の少女をエスコート 優しい警官に世界がほっこり

「何曲か踊り続けたが、彼女は終始笑顔だった」

アメリカ、テキサス州のヒューストンで起きたある出来事に、世界中が「ほっこり」している。

彼らのダンスシーンを投稿したのはパーティーでDJをしていた男性。

「昨晩DJをしたんだけれど、とてもいいことに出会ったよ。だからこの仕事が好きなんだ。1人の警官が、女の子をダンスに誘った。女の子はとっても素敵だった!あ、彼が持っているのはビールじゃなくてコーヒーだよ。 #警官全員が悪いやつじゃない #警官はかっこいい」

アメリカのニュースメディアCBSは以下のように報じている

女の子をダンスに誘ったのは、サンディー・フェルナンデス氏。キンセアニェーラ(15歳の女の子の誕生日を祝うラテンアメリカの祝儀)で警備を担当していたところ、ダンスフロアにいた女の子の姿に気づいたという。

女の子はダンスフロアを通るたび、フェルナンデス氏に向かって笑いかけ、彼は微笑んで手を振り返した。

やがて女の子は母を連れて踊り始めた。

「彼女は踊りが上手だった。僕と踊りたいのかもしれない」とフェルナンデス氏は思い、様子を見ていた。

しばらくして女の子はまた彼の前を通ったので、彼はダンスに誘った。

「僕が女の子をターンさせると、彼女はそれに続いた。何曲か踊り続けたが、彼女は終始笑顔だった」

「彼女は僕の心を奪ったよ」

フェルナンデス氏によると、踊り終わった後、女の子は造花を差し出し「あなたに」と渡してきたという。自分でとっておくよう伝えたが、女の子がどうしても受け取ってほしいと話したため、受け取る代わりに別の花を女の子に渡した。

フェルナンデス氏は彼女の名前も歳も知らないといい、5歳くらいではないかと話している。

「彼女はとっても愛らしかった。僕が出会った中で一番気さくで可愛らしい子だったよ。とてもいいバイブスを持っていたんだ」

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