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2018年07月07日 11時57分 JST | 更新 2018年07月07日 11時58分 JST

文科省前局長の息子、東京医科大の入試合格点には届かず。1次試験から点数加算

大学幹部らが確実に息子を合格させるよう画策したとみられる

文部科学省局長の子どもを不正に合格させたとされる東京医科大学=4日、東京都新宿区
時事通信社
文部科学省局長の子どもを不正に合格させたとされる東京医科大学=4日、東京都新宿区

1次試験から点数加算 前局長の息子、合格点に届かず

 文部科学省の私立大学支援事業をめぐる汚職事件で、東京医科大学の一般入試を受験した前科学技術・学術政策局長の佐野太容疑者(58)の息子の点数は、1次試験から加算されていたことが関係者への取材でわかった。この入試は、1次試験を通過しないと、2次試験には進めない仕組みだった。東京地検特捜部は、同大幹部らが確実に息子を合格させるよう画策したとみている。

 関係者によると、同大では臼井正彦・前理事長(77)と鈴木衛・前学長(69)=いずれも辞職=が部下に加算を指示。特捜部の調べに対し、2人はこうした不正行為を認めているという。同大も6日に記者会見を開き、2人が捜査を受けていることを認めた。

 同大の説明によると、不正があったとされる今年2月の入試は、1次で筆記試験を行い、合格ラインを超えた受験者だけが、2次の面接と小論文、適性検査に進むことができる。1、2次試験ともに、鈴木前学長をトップとする複数人の委員会で合否を決めていた。2614人が受験し、1次で約6分の1の451人に絞られた後、最終的に171人が合格したという。

 関係者によると、臼井前理事長が学内で息子を合格させるよう指示。鈴木前学長とともに合否の判定を主導し、息子が合格ラインを超えるよう加点を指示していた。佐野前局長の息子は合格点に届いていなかったという。

(朝日新聞デジタル 2018年07月07日 11時24分)

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