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2018年07月09日 08時40分 JST | 更新 2018年07月09日 08時40分 JST

タイのサッカー少年ら洞窟閉じ込め。まず4人が救出。これまでの経緯は?

少年らが洞窟から出られなくなったのは6月23日のことだった

2018年7月8日午後7時半過ぎ、洞窟から救出された人の一部が乗ったとみられる車列が、タイ北部チェンライ市内の病院に到着した=乗京真知撮影
朝日新聞社
2018年7月8日午後7時半過ぎ、洞窟から救出された人の一部が乗ったとみられる車列が、タイ北部チェンライ市内の病院に到着した=乗京真知撮影

タイ洞窟の少年ら、4人救出 条件恵まれ想定より早く

 タイ北部チェンライ郊外のタムルアン洞窟に閉じ込められていた少年ら13人の救出について、チェンライ県知事は8日夜に会見を開き、4人が無事に助け出されたと発表した。次の救出活動には準備が必要で、10~20時間後に再び行う見通しだと述べた。

 知事によれば、4人は外国人やタイ海軍のダイバーに付き添われ、5キロ離れた場所から洞窟の入り口までたどり着いた。当初は午後9時(日本時間午後11時)ごろに最初の1人が脱出するとみられていたが、条件に恵まれて順調に進み、数時間早まったという。いずれも病院に向かい、一部はすでに到着した。他の少年らは、まだ洞窟の中の待機場所にとどまっている。

 多くが同じサッカーチームに所属する11~16歳の少年12人と男性コーチ(25)は6月23日午後、自転車で洞窟の入り口に乗り付けて中に入った。その後、大雨が降り、洞窟内に水があふれて出られなくなった。

 行方不明になってから9日たった7月2日、救助隊が、洞窟の入り口から約5キロ奥の場所に少年らがいるのを発見。少年らに潜水法を教えるなどして救助方法を模索していた。

 6日には、救助に加わっていた元タイ海軍の特殊部隊員が、活動中に意識不明になり、死亡。少年らに潜水させることを危険視する声も上がっていた。(チェンライ=染田屋竜太、貝瀬秋彦、乗京真知)

■タイ北部で少年らが洞窟に閉じ込められてからの経緯

6月23日 タイ北部チェンライ郊外で、サッカーチームの少年ら12人と男性コーチ(25)が国立公園内のタムルアン洞窟を訪れ、大雨による増水で出られなくなる。洞窟の入り口付近で少年らの自転車が見つかり、捜索が始まる。

6月26日 大雨による水位の上昇で洞窟内の捜索を中断。

7月1日 雨が弱まり、捜索活動が本格化。

7月2日 洞窟の入り口から約5キロの岩場に少年らがいるのを英国人ダイバーらが発見。13人全員の無事が確認される。

7月4日 ダイバーを通じて少年らから家族の元に「元気だよ」などといったビデオメッセージが届く。救出のため、タイ海軍のダイバーが少年らに潜水の訓練を始める。

7月6日 救助に参加していた元タイ海軍特殊部隊員が活動中に意識を失い、死亡。

7月7日 少年らを潜水させて救出するための予行演習を実施。

7月8日 午前10時から救出活動が始まる。

(朝日新聞デジタル 2018年07月08日 23時51分)

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