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2018年07月09日 12時31分 JST | 更新 2018年07月09日 12時31分 JST

《西日本豪雨》死者95人、不明82人。ため池決壊で3歳女児が犠牲に

「大雨特別警報」は全て解除されたが…

朝日新聞社
水が引き、住宅の1階部分が見えるようになった真備地区=2018年7月9日午前、岡山県倉敷市真備町、朝日新聞社ヘリから、遠藤真梨撮影

死者95人、不明82人 西日本豪雨、特別警報は解除

 停滞した梅雨前線の影響で西日本各地に被害を与えた記録的な大雨で9日、各地で被害者の数が増え続けている。大雨特別警報はすべて解除となったが、13府県で95人が死亡、1人が重体、行方不明や連絡が取れない人は82人となった。

 朝日新聞のまとめでは、台風7号が九州に接近した3日以降、9日午前10時時点の府県別の死者は広島41人、愛媛21人、岡山15人、京都4人、山口と福岡各3人、鹿児島と兵庫各2人、岐阜1人、滋賀1人、高知1人、佐賀1人。行方不明などは広島49人、岡山22人、愛媛5人など少なくとも計82人。

 岡山県災害対策本部によると、大規模に冠水した岡山県倉敷市真備(まび)町では8日午前の時点で、住宅や建物に1千人が取り残されていたという。8日には新たに行方不明者がいるとの情報も入り、救助活動が進められた。

 死者と行方不明者が多数にのぼる広島県内では、土砂崩れのあった熊野町の住宅地で8日、新たに少なくとも12人の行方不明者がいることがわかり、捜索が続いた。福山市で7日夜にため池が決壊して近くの女児(3)の行方がわからなくなっていた事故では、この女児が8日午後に遺体で発見された。

 高知県内では大月町で8日に土砂崩れが発生し、民家に住む女性が死亡した。

 気象庁は数十年に一度の重大な災害が予想される「大雨特別警報」を6日から8日にかけて福岡、佐賀、長崎、広島、岡山、鳥取、京都、兵庫、岐阜、愛媛、高知の11府県に出した。いずれも8日午後までにすべて解除となった。

(朝日新聞デジタル 2018年07月09日 11時50分)

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