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2018年07月12日 09時36分 JST | 更新 2018年07月12日 09時36分 JST

薄まる酸素「もう待てない」 タイ洞窟救出、決断の理由

「時間との闘いだった。最善の状況を待って決断した」

朝日新聞社
2018年3月、少年たちの学校行事に足を運んだサッカーコーチのエーカポンさん(右から2人目)=エーカポンさんのフェイスブックから

薄まる酸素「もう待てない」 タイ洞窟救出、決断の時

 タイ北部チェンライ郊外のタムルアン洞窟に閉じ込められた少年ら13人が無事に救出されたことを受け、チェンライ県やタイ海軍、警察などは11日夜、記者会見を開き、困難とされた潜水での救出を決断したことについて、「洞窟内の酸素濃度が下がり、雨により水位の上昇が予想される中、待つことはできなかった」と説明した。

 チェンライ県当局者によると、8日に救出活動を始める直前、少年らのいる場所の酸素濃度が15%程度にまで下がっていたという。空気中の酸素濃度は約20%とされる。さらに、7月に入って続いていた好天が8日以降に崩れるという予報もあった。外側から穴を掘って救い出す方法も検討されたが、困難と判断したという。県当局者は会見で、「時間との闘いだった。最善の状況を待って決断した」と話した。

(朝日新聞デジタル 2018年07月11日 23時35分)

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