「ボクたちはハダシだよ...」炎天下の犬の散歩は肉球の火傷のもと。ペット保護団体が呼びかけ

「アスファルトやマンホールで肉球を火傷する子が増えています」
NPO法人ペット里親会

気温が30度を超す酷暑が各地で続く。そんななか、犬猫の保護活動をしているNPO法人「ペット里親会」が制作したポスターが、Facebookなどで話題になっている。

「夏の炎天下、道路の温度は60度」

「アスファルトで肉球を火傷する子が増えています」

「体が地面に近いため、熱を持った地表温度の影響を受けやすく熱中症の原因にもなります」

「夏のお散歩は地面が冷えてから行きましょう」

同会は、Facebookでも次のように呼びかけている。

「真夏 犬を連れて散歩をしている飼い主さん、に 見て貰いたいポスターです。シェアをお願い致します。ご近所に 可哀想な犬が居ても 中々話しはしにくいものだと思います。

そんな時に 啓蒙啓発の為のチラシなどを 近くに貼ってみたり 、ポスティングしてはいかがでしょう。

誰かが助けなければ 日々苦しいだけの生活をする犬達が沢山居ます 愛のある優しい手を差し伸べて下さる様お願い致します」

気温が30度でも、路面やマンホールの温度はさらに上昇し、60度を超すこともある。そんなときに犬と出かければ、肉球などにやけどを負わせることになりかねない。ポスターは、その危険性を呼びかけている。

一方、犬の靴・靴下専門店「docdog」(ドックドッグ)が犬の肉球のやけどを防ぐために、「#わんタッチ」活動を2017年から始めている。犬と外出する際、飼い主が手の甲で5秒間ほど地面をさわり、地表面の熱さを確認するよう求めている。

DOCDOGの「#わんたっち」公式サイトから

ペットの医療保険会社の「anicom」は、犬の熱中症を防ぐための注意点を10項目にまとめ、次のように呼びかけている。

anicom

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