連日の猛暑に海外メディアも同情「壊滅的な天気が日本を苦しめている」

「焼け付くような気温」「無慈悲な暑さ」などと報じています。
噴水で遊ぶ子どもたち
噴水で遊ぶ子どもたち
AFP/時事

連日猛威を振るう日本の記録的記録的な暑さは、国内だけでなく、海外メディアも注目している。BBCやワシントンポストなどが、日本の猛暑について「焼け付くような気温」「無慈悲な暑さ」などと報じている。

BBCは7月21日、「日本の猛暑、焼け付くような気温で警報」という見出しで記事を掲載。「(熱中症による)死者が出るほどの猛暑に、日本は注意・警戒を余儀なくされている」などと伝えた。

18日に岐阜県多治見市で記録した40.7度の最高気温や、観測史上初めて京都で7日連続で38度を超えたことに加えて、愛知県豊田市で小学1年の男児が熱中症で死亡した件にも触れた。

ワシントンポストは、「日本を襲う記録的な長期間におよぶ猛暑」というタイトルで、「集中豪雨に続く過酷な暑さで、壊滅的な天気が日本を苦しめている」と報じた。

世界中の異常気象を観察しているフランスの天気予報士や世界気象機関のツイートを紹介しながら、日本各地で過去最高気温を記録しているほか、全927の観測地点のうち200地点で35度を超える猛暑となった日があったと伝えた。

ロイターは、「日本を覆う厳しい暑さ」というタイトルの記事を掲載。過去の猛暑について触れ、「2014年の7月にも、213地点で(今年と)同様の焼けるような気温を観測した」などと伝えた。

アルジャジーラは、「日本(の夏)は気温が高く湿気も多いが、ここ最近の天気は、かつてないほど長期間におよぶ無慈悲な暑さが続いている」と報道。

さらに、この猛暑が、2020年夏に開催される東京オリンピック・パラリンピックでも心配されているとも伝えた。

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