20作目にして最後の平成ライダー『仮面ライダージオウ』9・2スタート

時空を旅して戦う「タイムトラベルライダー」
テレビ朝日公式サイトより

20作目にして最後の平成ライダー『仮面ライダージオウ』9・2スタート

現在、放送中の『仮面ライダービルド』(毎週日曜 前9:00~9:30)からバトンを受け、9月2日から放送スタートとなる平成仮面ライダー20作品記念作のタイトルが『仮面ライダージオウ』と発表された。8月4日公開の『劇場版 仮面ライダービルド』にジオウがいち早く登場。キャストが明らかになる制作発表は8月7日に実施。その模様は動画配信サービス「ビデオパス」で生配信される。

西暦2000年、ニューヒーローとして登場した「仮面ライダークウガ」。後に「平成仮面ライダー」と言われるシリーズはここから始まった。13人の仮面ライダーが戦い合う「仮面ライダー龍騎」(02年)、電車に乗って時間を守るために戦う「仮面ライダー電王」(07年)、2人で1人の仮面ライダーに変身する名探偵「仮面ライダーW」(09年)、果物鎧武者の仮面ライダーが織りなす戦国時代「仮面ライダー鎧武/ガイム」(13年)、ドクターが命をかけてゲームバトルを繰り広げる「仮面ライダーエグゼイド」(16年)、そして、クライマックスに向けて盛り上がる「仮面ライダービルド」(17年)。

そして、平成最後となる「仮面ライダージオウ」は、見た目や腕からも明らかなようにモチーフは「時計」。時空を旅して戦う「タイムトラベルライダー」だ。マスクの額の部分には小さくカタカナで「カメン」、目には「ライダー」という文字をレタリング。顔に「カメンライダー」と書かれた独特のデザインになっている。

今回公開されたビジュアルには歴代の平成ライダーの姿もあり、ジオウの真後ろには顔に「らいだー」と平仮名で書かれた謎のライダーの姿も。ジオウではない彼はいったい何者なのか? 敵か、味方か? 「ジオウ」との関係は!? すべては9月2日の『仮面ライダージオウ』のスタートとともに明らかになる。

仮面ライダージオウは変身ベルト <ジクウドライバー>に、変身アイテム<ライドウォッチ>を装填することで変身。さらに、ジオウは歴代の平成仮面ライダーの力を秘めたライドウォッチを手にし、その力を解放することで、平成ライダーのアーマーを装着することができる。例えば、ビルドライドウォッチを使うことで、ジオウ ビルドアーマーに変身、腕に装着したドリルと物理学を駆使した戦いができるようになる。こうして全ての平成仮面ライダーの力を使うことができるジオウは、まさに2000年から始まった「平成仮面ライダー」20作品分のパワーを持つヒーローなのだ。

メイン監督を務める田崎竜太氏は「平成仮面ライダーとして最後のライダーとなることが運命づけられている本作。その一歩が平成を飾った英雄たちの物語に赤い血潮を取り戻し、その息吹が殿堂におさまったライダーたちに再び熱い鼓動を送り込みます。平成仮面ライダーたちが生きた時間の王者ーー仮面ライダージオウの"覇道"が今、動き始めます」とコメントを寄せた。

■イントロダクション

2018年秋 ――王になることを夢見る2000年生まれの主人公の前に突如現れたタイムマシーン。そのタイムマシーンから現れた謎の少女は彼に告げる。

「私は2068年からやってきた。未来の世界は魔王が君臨し、人々を苦しめ、希望のない世界を創りだしている」

そんな絶望的な未来の世界を変えるために2018年にやってきた少女はさらに告げる。「未来のアナタこそが、いずれ世界を破滅させる魔王にして時の王者"ジオウ"となる」と。

仮面ライダージオウに変身する運命にある主人公、彼はヒーローではなく未来の魔王になってしまうのか...果たして未来の運命は? これは時空をまたにかけ、歴代平成仮面ライダーたちと出会いながら、過去・現在・未来、あらゆる時を救うために戦う次代の王となる仮面ライダーの物語。

【関連記事】

注目記事