『本日わたしは炎上しました』打ち切り 過去の「ヘイトスピーチ」で謝罪、連載再開を予定していたが...

6年前のツイートをめぐり、出版社への抗議を呼びかける声が出た。
まんがきららWeb

芳文社の月刊誌「まんがタイムきららMAX」が、掲載休止していた4コマ漫画『本日わたしは炎上しました』について、6月19日発売の8月号の掲載分をもって最終回とするとTwitterで発表した。

連載再開を予定していたが、作者と協議の上、連載終了の決定に至ったという。

本作の作者は、漫画家の「どげざ」さん。『本日わたしは炎上しました』は、ネット上に動画を投稿し、再生数を稼ぐためにネット上で炎上することもいとわない女子高生が主人公のギャグ漫画だった。

連載「打ち切り」、きっかけは作者の過去の発言か

どげざさんは、漫画家としてデビューする前の2012年9月に、朝鮮民族に対する差別的な表現をTwitterに投稿していた。6月下旬になって、この時の投稿が問題視され、出版社への抗議を呼びかける動きが出ていた。

6月25日には、「私が過去に行ったツイートにより、特定の方々にご迷惑及びお騒がせしてしまったことをお詫び致します」として、以下のような声明を掲載した。

《私どげざの過去のツイートにて特定の人種への蔑称を使用しヘイトスピーチだと思われてしまう表現、及び特定の方々を不快にさせる表現を使用しご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

6年前の発言当時の私は19歳と若く、注目されることも無かった為に言葉を選ぶという最低限のマナーを欠いておりました。また、当時の発言が現在の特定の方々に影響を与え不快感を与えるとは思考が及ばずこのようにお騒がせする形となりました。

該当の2012年当時のツイート、及び現在に至るまでの私が行った蔑称を含む可能性のある不特定多数のツイートに関しましてはこれ以上不快な方を増やすことの無いよう削除という形で対処致します。

今後はこのような不用意な発言を自粛し不快に感じる方を増やさぬよう配慮し発言して参ります。改めまして、私どげざの過去の発言で特定の方々を不快にさせご迷惑をおかけしたことを深くお詫び致します。》

現在、どげざさんのTwitterアカウントは削除されている。

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