東京都内の待機児童、5414人に減少 杉並区などでゼロに。

認可保育所は253増えた。
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東京都は7月30日、2018年4月1日時点の都内の待機児童数が5414人となり、前年より3172人減少したと発表した。千代田区、杉並区、豊島区など14の区市町村で待機児童がゼロになった。

都内で認可保育所・認証保育所などの保育サービスを利用している児童は29万3767人。前年よりも1万6059人増えて過去最高になった。

それに対して、認可保育所の数は253カ所(定員数では1万9368人)増えて、2811施設になった。

東京都は2020年4月に待機児童ゼロを目指しているが、依然として待機児童は残っている。待機児童数が多い順に世田谷区486人、江戸川区440人、目黒区330人などとなっている。

就学前児童の人口(2018年1月時点)は64万1920人で、そのうち45.8%にあたる29万3767人が保育所などをを利用している。利用率は6年前の2012年には34.6%だった。

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