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2018年08月04日 16時47分 JST | 更新 2018年08月04日 16時47分 JST

おもちゃの銃を持ったダウン症の男性、警察が誤って射殺。スウェーデン

両親は「なぜ威嚇射撃にとどめなかったのか」などと話した

朝日新聞社
ストックホルムで3日、前日に男性が射殺された場所の近くには花が手向けられ、警察が規制線を張っていた=ロイター

おもちゃの銃持つダウン症男性を射殺 スウェーデン警察

 スウェーデンの首都ストックホルムで2日、プラスチック製のおもちゃの銃を持っていた自閉症でダウン症の男性(20)が、本物の銃と誤認した警察に射殺された。検察当局は3日、警察に違法行為がなかったか捜査しているとの声明を発表した。

 AFP通信によると、男性は2日午前4時ごろ、ストックホルム中心部の住宅街で、巡回中の警察官に射殺された。検察当局は声明で「男性は武器に似たものを持っており、警察は敵対的状況と解釈して発砲した」と説明している。

 地元メディアによると、発砲した警察官は3人いた。また家族の話として、男性の知能は3歳児程度で意思疎通が難しかったと伝えている。両親は「人を脅すことなどできない子だった。出来たのは抱擁とキスだけ」「なぜ威嚇射撃にとどめなかったのか」などと話しているという。(ロンドン=下司佳代子)

(朝日新聞デジタル 2018年08月04日 14時33分)

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