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2018年08月07日 10時24分 JST | 更新 16時間前

闘牛士のつもり? 野生のバイソンを挑発した男が逮捕される(動画)

「野生生物に対する嫌がらせは違法です」

イエローストーン国立公園で撮影されたバイソン
Getty Images/iStockphoto
イエローストーン国立公園で撮影されたバイソン

アメリカのイエローストーン国立公園で、腕を振り回しながらバイソンを挑発した男が、ネット上で動画が拡散したことがきっかけで逮捕された。

男がバイソンに嫌がらせをする様子は、居合わせた人が8月1日、Facebookに投稿した動画で広まった。「どの国立公園でも、野生生物に対する嫌がらせは違法です」と、同国立公園を管理するダン・ウェンク氏は述べる

これがその時の動画だ。バイソンは手を振り上げる男の方に一瞬向かって行ったが、攻撃することなく歩き去った。

AP通信によると逮捕されたのは55歳のレイモンド・ラインケ。バイソンを挑発する前に、ラインケは周辺の国立公園でいくつかの問題を起こしていた。

7月28日には、ワイオミング州のグランドティートン国立公園で過度の飲酒で秩序を乱したとして出頭命令を受けた。その後ティートン郡の刑務所で一晩過ごし、法律の遵守と飲酒を避けることを条件に500ドルを払って保釈された。

その3日後の7月31日、イエローストーン国立公園でシートベルトを着用していなかったことで出頭命令を受けた。パークレンジャーによると、ラインケは酔っているようであり、けんか腰だった。

その後にバイソンを挑発する姿が投稿されたのだが、国立公園によると、動画が投稿される前から、野生動物に嫌がらせをしている男性がいるという苦情が何件も寄せられていたという。

動画でレインケの行為が明らかになった後、連邦検事補がレインケの保釈の取り消しを要求。要求は認められ、レインケは8月2日にイエローストーン国立公園の北西にあるグレーシャー国立公園内のホテルにいたところを逮捕された。逮捕された時、他の宿泊客と食堂で騒ぎを起こしていという。

バイソンに対する嫌がらせは、野生生物に対する冒とくになるだけでなく、とても危険な行為だ。今回バイソンは危害を加えることなく立ち去ったが、毎年のようにバイソンに近づいて怪我をする人がいる。

イエローストーン国立公園はこれまで何年もリーフレットを配って、どんな理由があっても野生生物に近づかないように求めてきた。

「(バイソンは)温厚に見えるかもしれません。しかし、とても気性が荒く、予想できない行動をとります。近寄るのは危険です」

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。