「誰もレイプされるべきではない」自殺した女子大学生が、SNSに最後のメッセージを遺した

南アフリカ共和国で、大学キャンパスで起きるレイプに対する抗議イベントなどに参加していました。
8月3日に自らの命を絶ったケンサニ・マセコさん
8月3日に自らの命を絶ったケンサニ・マセコさん
本人のものとみられるTwitterより

南アフリカ共和国の女子大学生ケンサニ・マセコさんが、SNSに「誰もレイプされるべきではない!」と悲痛なメッセージを遺し、自らの命を絶った。CNNなど複数の海外メディアが一連の出来事を報じている。

マセコさんは5月に同じ大学の学生にレイプされたとみられており、7月に学校側に被害を報告した後、休学していた。

そして8月3日、自分が生まれた日付(1995年7月24日)と自殺した日付(2018年8月3日)を記した画像と一緒に、「誰もレイプされるべきではない!」というメッセージをInstagramに投稿した。この直後にヨハネスブルクの自宅で自殺したとみられている。

彼女はこの数日後、レイプ被害の調査のため再び学校へ戻る予定だった。

マセコさんのInstagramアカウントは現在消去されているが、彼女の遺したメッセージは今もなお人々の心に大きな衝撃を残した。

大学側は、マセコさんがレイプの「容疑者」として名前を挙げた学生を停学処分にしたと発表。警察と協力しながら、調査を継続する意向を示した。警察は「容疑者」の名前を明らかにしていない。

BBCによると、マセコさんは以前からキャンパス内で様々な活動に熱心に取り組んでいた。2016年には生徒会に選ばれたほか、学生団体「Economic Freedom Fighters(EEF)」のメンバーとして、キャンパスで起きるレイプに対する抗議イベントなどにも参加していた。

マセコさんのものとみられるTwitterアカウントには、今も彼女の悲痛な叫びが残っている。

「誰かに助けを求められたら・・助けるんだ」

BBCによると、南アフリカ共和国のレイプ発生率は世界最悪クラスで、2017年には4000件弱の被害報告が警察に寄せられたという。

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