金足農業の決勝、秋田県や地元企業の盛り上がり半端ないって。

カナノウ旋風は、航空会社まで動かした。
日大三に勝利し、校歌を歌う金足農ナイン=8月20日、甲子園
日大三に勝利し、校歌を歌う金足農ナイン=8月20日、甲子園
時事通信社

第100回全国高校野球選手権大会(甲子園)の決勝に県勢として103年ぶりに進んだ秋田・金足農業の応援に、秋田県や地元企業が全力投球している。

金足農業高校が始業式の日程延期を決めたほか、地元秋田朝日放送も急遽、決勝戦の生中継を決定。カナノウ旋風はさらに、航空会社まで動かした。日本航空(JAL)が臨時便を運行したのだ。東北勢初の甲子園初制覇に向け、秋田一丸となった応援体制で臨む。

大阪桐蔭との決勝戦は21日午後2時スタートで、金足農業校の始業式の日程と重なっていた。金足農校によると、生徒の大半が甲子園に応援に行っているため、始業式を23日にずらし、21日と22日は休校とする。

また秋田県庁は、日本航空(JAL)が、21日朝に秋田ー伊丹(大阪)間の臨時便を運行したことをTwitterで発表。JALの公式サイトには、午前8時50分発⇒10時15着の早朝便が追加されている。たくさんの秋田県民が決勝戦の応援に行くことを想定した対応とみられる。

金足農業を応援する機運は、秋田全土にまで広がっている。

地元秋田朝日放送が急遽、決勝戦の生中継を決定。公式Twitterで、「弊社甲子園の放送は初めてです!!秋田だけのCMもありますので是非・・・是非・・・一緒に応援しましょう!!」と呼びかけている。

また秋田県庁も、庁内の会議室で決勝戦のパブリックビューイングを開く。

支援・応援の輪は全国にまで広がり、金足農業への寄付金は、当初の目標額の5000万円を大幅に超える金額が集まっている

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