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2018年09月12日 11時58分 JST | 更新 2018年09月12日 11時58分 JST

側溝に転落して後遺症、寝たきりに 市に賠償命令「防止措置講じず」

「私のような被害者を二度と出さないで欲しい」

朝日新聞社
原告の女性が転落した現場。現在は道路と側溝の境に、赤いポストコーンがたっている=2018年9月11日午後1時41分、福島市方木田

側溝に転落し後遺症、市に賠償命令 「防止措置講じず」

 歩行中に市道脇の側溝に落ちてけがを負ったのは市の道路管理に問題があったとして、福島市の女性(当時78)が損害賠償を求めた民事訴訟の判決が11日、福島地裁(遠藤東路裁判長)であった。遠藤裁判長は市が「転落を未然に防止する措置を講じていなかった」として市に約4500万円の支払いを命じた。

 判決文によると、女性は2013年10月11日の午後6時ごろ、同市方木田の市道を自転車を押して歩いていたところ、段差が最大約90センチの側溝に落下、頸髄(けいずい)を損傷し寝たきりになった。現場は車通りの多い片側1車線の道路で歩道がなく、ガードレールはなかった。

 判決では看板などで危険を促すなどの防止策を講じなかったのは市の安全管理に瑕疵(かし)があると認定した。

 市は提訴を受け16年10月、現場に赤いポストコーンを設置した。原告側弁護士によると女性は「私のような被害者を二度と出さないで欲しい」と対策を講じた市の対応を評価しているという。原告と市は共に、今後の対応を検討するとしている。(飯沼優仁)

(朝日新聞デジタル 2018年09月12日 07時55分)

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