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2018年09月11日 16時18分 JST | 更新 2018年09月11日 16時18分 JST

2回目の米朝首脳会談は「年内の可能性」 大統領補佐官が表明

「すでに(北朝鮮側と)調整をしている段階にある」

KCNA KCNA / Reuters

2回目の米朝首脳会談「年内の可能性」 米大統領補佐官

 米ホワイトハウスのサンダース報道官は10日の記者会見で、トランプ米大統領が北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長から2回目の米朝首脳会談の開催を求める親書を受け取ったと発表した。サンダース氏は「我々はすでに(北朝鮮側と)調整をしている段階にある」と述べ、6月のシンガポールでの首脳会談以来となるトランプ、正恩両氏の再会談の開催に向け、両国で準備を進めていることを正式に表明した。

 サンダース氏は10日、正恩氏の親書について「とても心がこもった、前向きな手紙だった」とし、正恩氏が「大統領との再会談の開催と日程調整を要請した」ものであることを明らかにした。そのうえで、「我々は(再会談に)応じる考えであり、すでに(北朝鮮側と)調整をしている段階にある」と語った。

 ただ、再会談の時期は「(両国間の)やりとりが今続いているので、正確な時期は特定しない。詳細が決まればお知らせする」と述べるにとどめた。

 一方、ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は10日、記者団に対し、再会談の開催時期について「今年中の可能性はあると思う」と語った。

 米政府関係者の間では、再会談のため今月18日に米ニューヨークで始まる国連総会に正恩氏が来るとの観測も再び出ている。

 正恩氏からの親書をめぐっては、トランプ氏は7日、近く受け取る予定であることを明らかにし、「前向きな内容の手紙だと思う」と語っていた。

 9日には自身のツイッターで、北朝鮮で行われた軍事パレードで大陸間弾道ミサイル(ICBM)が登場しなかったことを取りあげ、「これは北朝鮮からの大きな、とても前向きな意見表明だ。ありがとう、金委員長」と謝意を示し、「(トランプ、正恩両氏の)2人の対話に勝るものはない」と強調。再会談に強い意欲を示していた。

 サンダース氏も10日、「北朝鮮がパレードで核兵器を強調しなかったことを我々は誠意の表れと考えている」と指摘した。

 トランプ氏は8月下旬にポンペオ米国務長官の訪朝中止を発表した際、「非核化に関して重要な進展が見られない」と不満を示したものの、その後は北朝鮮への直接的な批判は避け、正恩氏との人間関係が良好である点を強調し続けていた。6日の米モンタナ州での集会でも、正恩氏が2021年1月のトランプ氏の任期内に非核化の実現の意欲を示したことをめぐり、「素晴らしい」と評価した。(ワシントン=園田耕司)

(朝日新聞デジタル 2018年09月11日 14時01分)

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