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2018年09月26日 17時56分 JST | 更新 2018年09月26日 17時58分 JST

頭に大きな腫瘍ができたダックスフント。命を救ったのは、3Dプリンターだった

カナダの獣医カレッジで手術。経過は良好という

大きな腫瘍が頭部にできたダックスフントのパッチ
University of Guelph
大きな腫瘍が頭部にできたダックスフントのパッチ

カナダのゲルフ大学オンタリオ獣医カレッジ(オンタリオ州)は9月24日、がんのために頭蓋骨の一部を失ったダックスフントに、3Dプリンターで作られた人工の「骨」を移植することに成功した、と発表した。

犬は9歳のメスで、名前はパッチ。FOX6ニュースによると、頭蓋骨の上に大きな腫瘍ができ、脳や眼を圧迫する危険な状態になっていた。

同大のミッシェル・オブラク教授らは腫瘍を頭蓋骨の一部ごと切除。その上で、あらかじめ3Dプリンターで製作したチタン製の人工骨を移植した。

オブラク氏は「犬は手術中の5時間、ぐっすり眠っていた。手術から1時間半後には機敏な動きを見せ、周りをきょろきょろ見ていた。まったく素晴らしい」と述べた。

CNNによると、パッチの飼い主、ダニエル・デュメックさんは「パッチは再び犬として生活できる準備が整った」と喜ぶ。手術からすでに半年がたっているが、パッチの頭の状態は良好だという。