茅ヶ崎市長の服部信明さん、脳出血で急死。講演中に倒れる

脳出血とはどんな病気なのか?
服部信明市長
服部信明市長
時事通信社

神奈川県茅ヶ崎市の服部信明市長(57)が10月4日朝、脳出血のため急死した。

市の発表によると、服部市長は3日18時から、市内で講演した。講演後に質疑応答を行っていたところ、19時30分ごろ突然の体調不良に陥り、その場に立っていられなくなったという。市内病院に救急搬送されたが、4日午前8時48分に帰らぬ人となった。

服部市長は茅ヶ崎市出身。2003年4月の市長選で初当選し、現在4期目を務めていた。

市長選は、職務代理者の夜光広純副市長が市の選挙管理委員会に通知した後、50日以内に行われるという。

脳出血とは、脳卒中の一つで、脳の血管が破れて脳の中に出血してしまう状態。

国立循環器病研究センターによると、血液の塊が脳細胞を圧迫し壊してしまうことで、突然の頭痛や運動麻痺、言葉の障害、意識が悪くなるなどの症状が起こる。

「脳出血」のほか、血管が詰まって起きる「脳梗塞」、脳の表面を走る動脈にできたコブが破れる「くも膜下出血」などの脳卒中の死亡者数は年間約11万人で、がん、心臓病、肺炎に次いで日本人の死因の第4位(2015年の厚労省発表より)。

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