アメリカ・ユタ州に住む夫婦が、2歳の息子の「お手伝い」に泣かされるはめとなった。
貯金していた現金1000ドル(約11万円)をシュレッダーにかけられ、紙くずになってしまったと、10月2日にTwitterでつづっている。
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ツイートしたのは、ベンさんとジャッキーさん夫婦。ユタ大学のアメフト部のシーズンチケット代の支払いため、貯金していた1000ドルを銀行から引き出した。封筒に入れたまま行方不明となり、シュレッダーの中でビリビリになった状態で見つかったという。
「犯人」は2歳の息子のレオくんだったのだが、どうやらお手伝いのつもりだったようだ。
ベンさんはKSLの取材に、「レオは、不要になった郵便物や私たちの名前が記載されたもの、私たちが廃棄にしたい重要なものをシュレッダーにかける手伝いをしてくれます」と語っている。
USAトゥデイによると、封筒は当初、書類棚で保管しており、「ユタ・ユテス・チケット」というラベルが貼られていた。チケット代を肩代わりしてくれた両親への支払いを忘れないよう、カウンターに移動させたところ、週末に封筒が忽然と消えたという。
ジャッキさんは、「今回のことが、いつか(息子の)結婚式で披露する思い出話になるかもしれない」とKSLの取材に答えている。
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1000ドルはビリビリになってしまったが、お金は元どおりになるかもしれない。
BBCによると、ベンさんが、財務省の損傷通貨を扱う部署に助けを求めたところ、「紙幣をジップロック入れて送付すれば、1、2年で元どおりにして現金を返す」と伝えられたという。