この質問に答えられないと、別れが待っているかも…「パートナーに聞くべき6つの質問」とは

聞きにくいことを、聞くのが長続きのコツ!
「あなたに聞きたい質問が6つある」
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「あなたに聞きたい質問が6つある」

パートナーと長続きするためのコツは、深刻な問題をオープンかつ正直に話し合うこと。「問題が起きてから考えればいいや」と思っていると、手遅れになってしまうことも......。

「あなたにとって浮気とは何?」。そんな、深刻な話題をするのは、勇気がいる。だけど事前に話し合っておくと、問題が起きた時に必ず助けになる。

ずっと付き合いたいと思う相手に、どんなことを尋ねたらいいのだろう。夫婦間の問題に詳しいセラピストら専門家に「付き合ってから1年くらいのカップルがパートナーに聞くべき質問」を尋ねた。

1. 何が浮気になる?

パートナーにとって、何が"浮気"なのか。毎日のように連絡を取り合っていても、簡単にはわからない。

だからこそ、思い切って話してみよう。どんな行為を、相手は浮気と捉えているだろうか。それには心の浮気も含まれる。Instagramで露出の多い写真をいいね!するのはパートナーにとってOKなのか、それとも傷つくのか......。

心理療法士のマーニー・フォイアマン氏は、「1年も付き合っているんだから、相手がどう考えているかは理解できている」と推測しないほうがいいと話す。

「"付き合う"ということが、相手にとって何を意味するのか、正しく知っておいた方がいいです。後から驚いた......なんてことになったら悲劇です。相手の考えを聞いたら、否定したり過小評価したりしないようにしましょう」

2. 口論になった時、感情をどう処理する?

パートナーとの口論は珍しくない。むしろ口論があった方が健全な関係だと言える。

ただ、感情をきちんと処理できない相手と付き合い続けるのはつらい。傷ついた時や怒った時に、相手はどう反応するだろう。知っておくのは大切なことだ。

「パートナーがうまく感情を処理できていないと感じるのであれば、相手に改善する意思があるかどうか聞いてみるといいでしょう」と勧めるのは、カップルセラピストで性科学者のイーシャ・マッキミー氏だ。

「相手の一番良いところをちゃんと理解しておくのと、怒った時や傷ついた時にどう反応するかを知るのは別の話です。

傷ついた時、パートナーはどう反応するでしょう。逃げてしまう?自己弁護する?話題を変える?相手がどう対応するかを知っておくと、口論が起きても立ち直りやすいです」

3. どれくらいセックスしたい?

付き合っていくうちに、相手への性欲が薄れていくのは自然なこと。しかし、性欲に関していえば、ある程度ニーズがあう、もしくは少なくともお互いに妥協する意思があった方がいい。

そうでなければ、セックスレス生活が待っているかもしれない(ニューヨークタイムズによると、既婚カップルの15%が12カ月セックスしていない。セックスレスに悩んでいる人は少なくない)。専門家はこうアドバイスする。

「セックスをしたいという気持ちにずれがあると、不満がたまってしまう可能性が大いにあります。多くのカップルが、性欲について真っ正面から話すのを避けています。パートナーがセックスしたくないと知ったら、傷ついてしまうかもしれませんから。しかしセックスの話は避けない方がいいです」

4. どうすれば、大切にされていると感じる?

大切な人に思いを伝えるための秘訣を書いた、ゲーリー・チャップマンの「愛を伝える5つの方法」。この本が売れたのには理由がある。

パートナーはどんな時に、大切にされていると感じるのだろう。それを理解すると、絆が強まり良いコミュニケーションが取れるようになる。

例えば、パートナーが「肯定してもらうこと」で、愛を感じる人だったとしよう。でもそれをわかっていなければ、相手が落ち込んでいる時に、ちょっとした励ましの言葉で相手が元気付けられない。「どんな時でも自分は味方で応援しているよ」と伝えないと、パートナーは自分は価値がないと感じてしまうかもしれないと、マッキミー氏は説明する。

「カウンセリングに来たカップルの一人から、"相手が自分のために努力してくれない"という不満を聞くことがよくあります。しかし相手は、パートナーが理解できる方法でやっていないだけの時があります。

このすれ違いは、愛を伝える方法が違うために起きます。自分は愛を伝えていると思っていても、パートナーには伝わっていないかもしれません。自分は、相手に十分愛を伝えていると思い込まないようにしましょう」

5. 一緒にカウンセリングに行く?

周りからの助けなしに、大きな問題を乗り越えられるカップルはほとんどいない。話を聞いてくれる共通の友人などに相談したい。

「手をつけられなくなるほど問題が大きくなる前に、プロに助けを求めるかどうか話し合っておいた方が良いでしょう」と心理療法士のフォイアマン氏は勧める。

「『パートナーが来たくないと言っている』と電話で言われることがありますが、とても悲しくなります。あなたが付き合っている相手は、問題から目をそむけずに、プロに助けるを求める気持ちがあるでしょうか。前もって知っておくと安心できます。心の病で助けを求めることが、今でもネガティブに思われているのが残念です」

6. どう考えてる、5年後のキャリア。

パートナーが、5年もしくは10年後のキャリアについて長期的な視点持っていると安心できる。将来一緒に生きていこうと考えているのであればなおさらだ。相手のキャリアパスと、その中での自分の立ち位置を知っておきたい。専門家はこう勧める。

「パートナーは、今の会社で出世したいと思っているのでしょうか。それともロースクールに行きたいと思っているのでしょうか。パートナーの人生が、あなたの人生に大きな影響を与える可能性がありますから、知っておいた方が良いでしょう」

「もしかしたら、今とは全く違うキャリアに進みたいと思っているかもしれません。それが金銭面や生活の質に大きな影響を与えるかもしれない。キャリアの問題についてお互いに話し合い、いつでも相手の状況を知るようにしておくことをお勧めします」

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。