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2018年10月12日 10時20分 JST | 更新 2018年10月12日 10時21分 JST

香りも味もマツタケに引けを取らない「バカマツタケ」 完全人工栽培に成功したぞ

食味も天然ものに近いという。

朝日新聞社
完全人工栽培されたバカマツタケ=兵庫県加古川市別府町の多木化学

バカマツタケ完全人工栽培に成功 味も香りも負けません

 香りも味もマツタケに引けを取らないバカマツタケ。その完全人工栽培に成功した、と肥料メーカー多木化学(本社・兵庫県加古川市)が発表した。シイタケなどと違って人工栽培が難しいとされてきたが、食味も天然ものに近いという。同社は3年後をめどに商業生産を目指す。

 バカマツタケは「本家」より小ぶり。アカマツではなくコナラやクヌギなどブナ科の木と共生し、マツタケより1カ月ほど早く出てくる。マツタケモドキ、ニセマツタケといったマツタケの仲間と比べ香りも味も良く、高級食材として珍重されている。

 同社によると、これまで多くの研究者が人工栽培に取り組んできた。だが、朽木などを栄養にするシイタケやマイタケなどと異なり、マツタケの仲間は生きた植物から栄養をもらって成長するため人工栽培は難しいとされてきた。これまで人工培養後に自然環境に戻して生育させた例はあるが、室内環境で培養から生育までの人工栽培に成功した例はなかったという。

(朝日新聞デジタル 2018年10月12日 07時11分)

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