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2018年10月13日 18時16分 JST | 更新 2018年10月13日 18時16分 JST

バービー、「夢との差を埋めよう」と掲げたプロジェクト発表。女の子でも「何にでもなれる」

自分の可能性を考えてみて

barbie.mattel.com

誕生から50年以上の歴史を持ち、世界中で人気の人形「バービー」。10月9日、発売元であるアメリカの玩具メーカー、マテルは新しいキャンペーン「ドリーム・ギャップ・プロジェクト(The Dream Gap Project)」を発表した。

マテルはこれまでに、「あなたは何にでもなれる(You Can Be Anything)」と呼びかけるキャンペーンも行ってきた。獣医にも、生物学者にも、大学教授にもなれる。それを伝えるため、多様な職業のバービー人形を発売した。

BARBIE.MATTEL.COM

今回の「ドリーム・ギャップ・プロジェクト」もその流れに繋がるもので、女の子に「夢と現実の差」を埋めよう、「女の子でも何にでもなれる」と呼びかけている。

公式サイトには、子どもたちの現状についてこう書かれている。

「研究によると、子どもたちはまだ小さいころに『女性は男性ほど賢くない』という文化的なステレオタイプを持ちはじめます。メディアや大人がじわじわと伝えることで、受け継がれて来たものです。自分自身の限界を低く設定させる、こうしたステレオタイプは、女の子の未来、キャリアに大きな影響を与えかねません。女性が輝かしいキャリアを目指すことを、諦めさせてしまうかもしれないのです。知的であることに価値が置かれる分野では特にそうです」

NBCによると、同社は米ニューヨーク大学の研究者と共に研究を進め、キャンペーンを推進する予定だという。

マテルのリサ・マクナイト上流副社長は、「1959年以来、バービーは女の子たちに無限の可能性をもたらしてきました。若い時に力を発揮するように促すことは、その子の可能性を最大限引き出す鍵になると信じています」と述べている。

近年は、バービー人形の現実離れした体型に対し、「スリムすぎる」「若い人たちに与える悪影響も考慮すべき」などとの批判の声が上がっている。マテルは、その声を受けて、職業や体型を多様化した現代的なイメージのバービーを作ることに力を注いでいる

ASSOCIATED PRESS