「OPPO Find X」真の全画面スマホが11月国内発売。「ノッチって過渡期の産物だよね」と思わせる美しさ

iPhone XSより安価です
OPPO Find X
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Engadget Japan

OPPOは、新型スマートフォン「Find X」を11月上旬以降に発売します。価格は11万1880円(税別)で、SIMフリー版iPhone XS(税別11万2800円〜)より僅かに安価。本日より予約を開始します。

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OPPO Find Xは、ノッチ(画面上部の切り欠き)を廃することで、画面占有率93.8%を実現したスマートフォンです。

この"全画面"を実現するための電動スライド機構は、スライド部に「IRフラッシュ」「IRカメラ」「近接センサー」「レシーバー」「フロントカメラ」「ドットプロジェクター」を搭載。これらは普段隠れており、必要なときに上部から飛び出す仕組みです。

なおスライド機構は30万回以上の動作試験をクリアしており、1日150回使用しても5年間使える耐久性を確保。また端末の落下を検知すると、自動で収納する「落下防止システム」も備えます。

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スペックも最上級で、スマートフォンとしては異例の8GB RAMを搭載。ディスプレイは6.4インチの有機ELで解像度は2340 x 1080、SoCはクアルコム最上位のSnapdragon 845を採用します。

リアカメラは2000万画素と1600万画素のデュアル構成。また、800万通りの美顔データを学習し、被写体の人物に最適な美顔補正を加えられるとアピールします。また、背景を一眼レフ撮影のようにぼかせるポートレート撮影にも対応します。

フロントカメラは2500万画素と高精細。撮影する際には、前述の電動スライド機構が稼働し、本体上部からカメラが飛び出す仕組みです。

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生体認証は3D顔認証に対応します。これはiPhone XSのFace IDと同様の技術で、顔の1万5000ヶ所をスキャンして個人認証するもの。OPPOは指紋認証に比べて20倍安全だとアピールします。

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バッテリー容量は3400mAhで、独自の急速充電システム SUPER VOOC(スーパーヴォーク)により、わずか35分で充電が完了。これは、バッテリー2つを直列で接続し、電圧を分散させることで実現しています。

本体サイズは156.7 x 74.2 x 9.6mm、重さは186g。カラーバリエーションはワインレッド・サイレントブルーの2色展開です。

日本ではビックカメラ・ヨドバシカメラ・ヤマダ電機・ノジマのほか、MVNOはIIJmio、楽天モバイル、オンラインストアではAmazonが取り扱います。

(Engadget日本版 真の全画面スマホ「OPPO Find X」11月国内発売 iPhone XSより安価(2018年10月19日)より転載)

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