プロ野球の新人戦選択(ドラフト)会議が10月25日に開かれる。
今年の目玉選手として、大阪桐蔭の根尾昂選手、甲子園で一躍有名となった秋田・金足農の吉田輝星投手などが上がっている。
ドラフト会議でおなじみとなっているのが、指名選手が被った際のくじ引きだ。引き当てた球団が、はれて選手との交渉権を獲得する。
チームの将来を大きく左右するかもしれない重要なくじ引き。
強運なチーム、運のないチームはそれぞれどこなのか。日刊スポーツのデータを基に、ここ10年のドラフト会議での、各球団のくじ引きの勝率を以下にまとめた。
(※対象は、2008年〜2017年の直近10年。1位指名が重なった選手について、各球団のくび引きの勝率を算出。外れ1位は含まない)
同率首位 日本ハム(4勝4敗=5割)
勝ち:2017年 (清宮幸太郎、7球団)、2014年 (有原航平、4球団)、2011年 (菅野智之、2球団)、2010年 (斎藤佑樹、4球団)
負け:2016年、15年、13年、09年
同率首位 西武(2勝2敗=5割)
勝ち:2010年(大石達也、6球団)、2009年(菊池雄星、6球団)
負け:2017年、12年
同率3位:ソフトバンク(3勝4敗=4割2分8厘)
勝ち:2016年(田中正義、5球団)、2015年(高橋純平、3球団)、2012年(東浜巨、3球団)
負け:2017年、13年、10年、08年
同率3位:中日(3勝4敗=4割2分8厘)
勝ち:2016年(柳裕也、2球団)、2011年(高橋周平、3球団)、2008年(野本圭、2球団)
負け:2017年、15年、13年、09年
同率3位:ロッテ(3勝4敗=4割2分8厘)
勝ち:2015年(平沢大河、2球団)、2013年(石川歩、2球団)、2011年(藤岡貴裕、3球団)
負け:2017年、16年、12年、10年
6位:楽天(3勝6敗=3割3分3厘)
勝ち:2014年(安楽智大、2球団)、2013年(松井裕樹、5球団)、2012年(森雄大、2球団)
負け:2017年、15年、11年、10年、09年、08年
7位:広島(2勝4敗=3割3分3厘)
勝ち:2017年(中村奨成、2球団)、2013年(大瀬良大地、3球団)
負け:2016年、14年、12年、10年
8位:阪神(2勝6敗=2割5分)
勝ち:2015年(高山俊、2球団)、2012年(藤浪晋太郎、4球団)
負け:2017年、14年、13年、10年、09年、08年
9位:オリックス(1勝3敗=2割5分)
勝ち:2017年(田嶋大樹、2球団)
負け:2012年、11年、10年
10位:巨人(1勝4敗=2割)
勝ち:2008年(大田泰示、2球団)
負け:2017年、16年、13年、11年
11位:DeNA(1勝6敗=1割4分2厘)
勝ち:2008年(松本啓二朗、2球団)
負け:2016年、14年、13年、12年、11年、10年
最下位:ヤクルト(0勝8敗=0割)
勝ち:なし
負け:2017年、15年、14年、13年、12年、11年、10年、09年