プロ野球ドラフト会議、くじ運が1番強い球団は?過去10年間の勝率を調べてみた

最下位は、2018年CSにも出たあの球団。
2017年のドラフト会議の様子
2017年のドラフト会議の様子
時事通信社

プロ野球の新人戦選択(ドラフト)会議が10月25日に開かれる。

今年の目玉選手として、大阪桐蔭の根尾昂選手、甲子園で一躍有名となった秋田・金足農の吉田輝星投手などが上がっている。

ドラフト会議でおなじみとなっているのが、指名選手が被った際のくじ引きだ。引き当てた球団が、はれて選手との交渉権を獲得する。

チームの将来を大きく左右するかもしれない重要なくじ引き。

強運なチーム、運のないチームはそれぞれどこなのか。日刊スポーツのデータを基に、ここ10年のドラフト会議での、各球団のくじ引きの勝率を以下にまとめた。

(※対象は、2008年〜2017年の直近10年。1位指名が重なった選手について、各球団のくび引きの勝率を算出。外れ1位は含まない)

同率首位 日本ハム(4勝4敗=5割)

清宮幸太郎選手
清宮幸太郎選手
時事通信社

勝ち:2017年 (清宮幸太郎、7球団)、2014年 (有原航平、4球団)、2011年 (菅野智之、2球団)、2010年 (斎藤佑樹、4球団)

負け:2016年、15年、13年、09年

同率首位 西武(2勝2敗=5割)

菊池雄星投手
菊池雄星投手
時事通信社

勝ち:2010年(大石達也、6球団)、2009年(菊池雄星、6球団)

負け:2017年、12年

同率3位:ソフトバンク(3勝4敗=4割2分8厘)

田中正義投手
田中正義投手
時事通信社

勝ち:2016年(田中正義、5球団)、2015年(高橋純平、3球団)、2012年(東浜巨、3球団)

負け:2017年、13年、10年、08年

同率3位:中日(3勝4敗=4割2分8厘)

柳裕也投手
柳裕也投手
時事通信社

勝ち:2016年(柳裕也、2球団)、2011年(高橋周平、3球団)、2008年(野本圭、2球団)

負け:2017年、15年、13年、09年

同率3位:ロッテ(3勝4敗=4割2分8厘)

石川歩投手
石川歩投手
時事通信社

勝ち:2015年(平沢大河、2球団)、2013年(石川歩、2球団)、2011年(藤岡貴裕、3球団)

負け:2017年、16年、12年、10年

6位:楽天(3勝6敗=3割3分3厘)

松井裕樹投手
松井裕樹投手
時事通信社

勝ち:2014年(安楽智大、2球団)、2013年(松井裕樹、5球団)、2012年(森雄大、2球団)

負け:2017年、15年、11年、10年、09年、08年

7位:広島(2勝4敗=3割3分3厘)

中村奨成捕手
中村奨成捕手
時事通信社

勝ち:2017年(中村奨成、2球団)、2013年(大瀬良大地、3球団)

負け:2016年、14年、12年、10年

8位:阪神(2勝6敗=2割5分)

藤浪晋太郎投手
藤浪晋太郎投手
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勝ち:2015年(高山俊、2球団)、2012年(藤浪晋太郎、4球団)

負け:2017年、14年、13年、10年、09年、08年

9位:オリックス(1勝3敗=2割5分)

田嶋大樹選手
田嶋大樹選手
時事通信社

勝ち:2017年(田嶋大樹、2球団)

負け:2012年、11年、10年

10位:巨人(1勝4敗=2割)

巨人の監督に復帰し、高橋由伸前監督(右)と握手する原辰徳氏
巨人の監督に復帰し、高橋由伸前監督(右)と握手する原辰徳氏
時事通信社

勝ち:2008年(大田泰示、2球団)

負け:2017年、16年、13年、11年

11位:DeNA(1勝6敗=1割4分2厘)

松本啓二朗選手
松本啓二朗選手
時事通信社

勝ち:2008年(松本啓二朗、2球団)

負け:2016年、14年、13年、12年、11年、10年

最下位:ヤクルト(0勝8敗=0割)

ヤクルトの選手たち
ヤクルトの選手たち

勝ち:なし

負け:2017年、15年、14年、13年、12年、11年、10年、09年

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