キャプ翼人気のイラン、初の日本人選手 愛称はツバサ
サッカーアジアの強豪イランのプロリーグで初の日本人選手が7月末に誕生し、人気が高まっている。埼玉県戸田市出身の杉田祐希也選手(25)。イランでも大人気のサッカーアニメ「キャプテン翼」の主人公「大空翼」にちなみ、現地のファンから「ツバサ(翼)」の愛称で親しまれている。日本代表入りの夢を実現しようと奮闘中だ。
杉田選手が所属するのは、プロサッカー1部リーグで同国北西部のタブリーズを本拠地とする「トラクトルサジ」。現地メディアによると、杉田選手は同国サッカープロリーグで初の日本人選手だという。7月にチームに加入後、攻撃的MFとして活躍。最近のリーグ戦では5試合連続で先発出場を果たしている。まだ得点はないが、これまでに2アシスト(5日現在)を記録している。
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チームメートからは「スギ」と呼ばれるが、タブリーズの街中や遠征先では、ファンから「ツバサ」と声をかけられることが多い。本拠地のスタジアムにもペルシャ文字で「ツバサ」と書かれた横断幕が掲げられ、試合中も「ツバサ」コールが起きる人気ぶりだ。
(朝日新聞デジタル 2018年11月05日 06時53分)
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