【まんぷく】朝、見逃しても大丈夫 ネット漫画が好評

「物語のおさらいはもちろん、漫画でもまんぷくの世界観、楽しさ、おもしろさが伝わることを目標に、日々ペンを走らせております」
公式インスタグラム&ホームページで公開している連続マンガ小説『まんぷく』
公式インスタグラム&ホームページで公開している連続マンガ小説『まんぷく』

NHKで放送中の連続テレビ小説『まんぷく』(月~土 前8:00 総合ほか)では、10月1日の放送開始と同時に公式インスタグラム&ホームページで『漫画deまんぷく』を公開中。朝の放送をリアルタイムで観られない人などから「漫画でおさらいできて助かります」「生き甲斐です」などと、好評を得ている。作画を担当する兵庫県在住の漫画家・水谷愛氏も「物語のおさらいはもちろん、漫画でもまんぷくの世界観、楽しさ、おもしろさが伝わることを目標に、日々ペンを走らせております」と筆が乗っているようだ。

『漫画deまんぷく』は、毎日の物語を漫画で連載しているもので、仕事や子育てなどの事情で忙しく、毎日の放送を見ることができない、という現役世代に向けたコンテンツ。放送を見逃した時の補完ツールとして、これまで連続テレビ小説の視聴習慣がなかった人が作品に触れる入り口として展開している。掲載はインスタグラムで毎日午後1時、公式ホームページでは毎週土曜に1週間分を更新。

公式インスタグラム&ホームページで公開している連続マンガ小説『まんぷく』第1話
公式インスタグラム&ホームページで公開している連続マンガ小説『まんぷく』第1話

公式インスタグラムのコメント欄には、「学校があるので休みの日しか見ることができないので、マンガの更新を毎日の楽しみにします~」、「台風による停電で一話の放送見られなかったけど、この漫画のお陰であらすじ分かりました」、「子どもが小さいので朝ドラつけててもゆっくり見られない日があり、漫画でおさらいできて助かります」、「海外にいて朝ドラ観られない生活なので、凄く有り難いです! 絵も可愛いですし」などと、好意的なコメントが多数寄せられている。

イラストも評判で、「絵がとてもかわいい。昼ごはん後の楽しみにしています」、「漫画も最高におもしろい!! これ単行本にならないのかなー?」「この漫画が毎日の楽しみです。でも描いている方はとても大変だと思います。なのでコミック化されたら買うのでぜひ、お願いします!水谷愛先生、頑張ってください!」と、単行本の出版を期待する声も。中には「1日3回まんぷく見て、マンガも3回見直します。最高にかわいいし分かりやすいし生き甲斐です」と、"満腹"になるまで楽しんでいる人もいるようだ。

水谷氏は、2003年「陽に残る匂い」(小学館)でデビュー。「して、おけばよかった後悔」、「ダメ恋みほん帖」などの作品のほかに、「氷点」(原作:三浦綾子)や「羊と鋼の森」(原作:宮下奈都)など、人気小説のコミカライズも数多く手がける。

今回のオファーについて「私は"朝ドラ"が大好きですが、子どもが産まれてからはゆっくり見る時間が取れなくなっていました。そんな中このお話をいただき『私と同じように"朝ドラ"を毎日見ることが難しい人への一助になるものを作りたい』と、この作画をお受けいたしました」とコメント。

「物語のおさらいはもちろん、漫画でもまんぷくの世界観、楽しさ、おもしろさが伝わることを目標に、日々ペンを走らせております。何より、インスタグラムに寄せられる読者の皆さまからのコメントや感想がとてもうれしく、描き続ける力になっています。読者の皆さんと一緒に、最終回まで楽しんで描いていきたいと思います!」と、意気込んでいる。

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