コミケ有料化へ、2019年から検討。史上初の4日間開催の経費として

「ポリシーやスタイルとは異なる」としながらも…
2017年のコミックマーケット
2017年のコミックマーケット
時事通信社

コミックマーケット準備会は、2019年夏の「コミックマーケット96」と冬の「コミックマーケット97」において、参加者の有料化を検討していると発表した。

2019年は東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴い、東京ビッグサイトの展示棟の使用が制限される。

その中で、サークルの当選率を下げないために、コミックマーケット96・97はコミケ史上初の4日間開催となり、有明と青海の2会場で実施されることとなった。

今回の有料化は、4日間・2会場という経費増への対応策とされている。

準備会は、2会場を行き来するためにリストバンドを導入し、カタログを購入しない一般参加者にもリストバンドを購入させることで実質的な有料化を検討している。

準備会は共同代表からの挨拶として、「『有料化』はこれまでのポリシーやスタイルとは異なる」としながらも、「4日間開催と合わせてご理解をいただけると幸いです」とコメントしている。

準備会の共同代表からの挨拶文
準備会の共同代表からの挨拶文
コミケットアピール95

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