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2018年11月06日 12時18分 JST | 更新 2018年11月06日 12時18分 JST

橋本環奈出演イベント観客殺到で中止を心理学者が解説「デマが広がりやすい環境が整っていた」

「橋本環奈が会場にいる」というデマが流れてパニックが起きてしまったとみられる

橋本環奈出演イベント観客殺到で中止を心理学者が解説「デマが広がりやすい環境が整っていた」

 3日、東京・豊島区の立教大学で行われた学園祭で、屋外ステージに約1000人の観客がおしかけ一時パニック状態になった。この日は、女優の橋本環奈が先着300人の無料イベントを行う予定だったが、整理券を配布しようとしたところ観客が殺到し、10代から40代の女性6人が転倒するなどして軽傷を負った。

 会場にいた人からは、「渋谷のハロウィーンみたいだった。これはヤバイかもっていうのは感じた」「橋本環奈がいるみたいなデマが流れて、それで『キャー』っていうのが伝染して、みんな見たくて進んでいたら波ができていた」といった声も。結局、警察の指導などにより橋本が登場する前にイベントは中止に。この事態に橋本はTwitterで、「一部怪我を負われた方もいるとお聞きし大変心配をしており、心よりお見舞い申し上げます」とコメントした。

 イベントを主催する立教大学の放送研究会は、事前に開催日時・開催場所・整理券の配布時間を告知していたが、整理券の配布場所が周知徹底されていなかったという声もあった。結果として「橋本環奈が会場にいる」というデマが流れてパニックが起きてしまったとみられる。臨床心理士で明星大学准教授の藤井靖氏は、「『橋本環奈さんが来た』といういわばデマが広がりやすい環境が整っていた」と指摘する。

 「ひとつは、『橋本環奈さんが来た』ということがお客さんたちにとって大事な情報であること。ふたつめは、整理券の配布場所がきちんと周知徹底されておらず、情報に飢えた状態のお客さんが多かったこと。みっつめは、整列して自分は見られるんだろうかと興奮や不安が高まりやすい状態だったこと。この3つが揃うと、心理学的にデマが広がりやすい状態になってしまう」

 今回の騒動で6人のけが人が出てしまったが、このようなパニックを防ぐためにはどうすればいいのか。藤井氏は「毎年有名人の方を呼んでいたと思うが、これまでこういったことは起きなかったので同じようなやり方をしたのだろう」と理解を示しつつ、「もう少し事前準備が必要だったのと、屋外は見渡すことができて人が集まりやすい要素を持っているので、屋内でやることもひとつの判断」と述べた。

(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)

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(2018年11月05日 18時55分「Abema TIMES」より転載)ハフポストの最新記事はこちら