「パックのイチゴに針」事件、50歳女を逮捕 豪警察が発表

100件を超える通報が寄せられ、イチゴは刻んでから食べるよう警告されていた。
育てたイチゴを掲げる、オーストラリアのイチゴ農家の男性
育てたイチゴを掲げる、オーストラリアのイチゴ農家の男性
PATRICK HAMILTON via Getty Images

オーストラリアを震撼させていた「イチゴ針」事件の容疑者が11月11日、逮捕された。クイーンズランド警察は50歳の女を逮捕したと発表した。

オーストラリアでは今年9月、スーパーでパック売りされていたイチゴの中から針が見つかる事件が続いた。ABCニュースによると、少なくとも7ブランドのイチゴがターゲットになり、100件以上の通報があった(模倣犯による被害もあるとみられている)。警察はイチゴを刻んでから食べるよう警告。パックはスーパーの棚から撤去され、何トンものイチゴが廃棄に追いやられた。多額の被害が懸念されている。

クイーンズランド警察は9月以降、複数の警察・情報機関と連携して、捜査を続けてきた。2カ月に及ぶ捜査で、浮上した50歳の女を逮捕。女性は11月11日夜に起訴され、12日に裁判所に出廷する見込みだという。

警察は引き続き捜査を進めるとしている。

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