スタバの福袋、今年も「オンライン抽選」で販売 行列は時代遅れ? 「お客様が凍えるよりも」と広報

「今の時代に適応している」と話した。
スターバックスのロゴ
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SOPA Images via Getty Images

スターバックスが11月26日、2019年1月1日から1月3日までに販売する福袋のオンライン抽選の受付を開始した

「福袋の行列」は、正月の風物詩にもなっている。

しかしスターバックスは、2018年始の福袋から、並び順ではなく、オンラインで事前抽選を行い、当選者のみ店舗で福袋を購入できる仕組みを開始した。

スターバックスの広報担当者はハフポスト日本版の取材に対して、「行列は風物詩だが、お客様が凍えるより効率性を求めた」と話した。

「購入できるかどうかもわからず、寒い中、長時間待たされるお客様の安全性を考慮した」とのことだ。

また、店舗の運営面でもメリットがあるという。

例年、年始の営業は、福袋目的の人と通常の利用客で混雑していたが、事前抽選により「通常のサービスに集中できる」という訳だ。

2018年に初めて実施したところ、客からは「スムーズに購入できる」と好評の声が届き、店舗の運営効率も上がったという。

この結果が「狙い通りだった」ことから2019年の福袋でもオンライン抽選を実施することになった。

同担当者は、デジタル化が進み、オンラインでの応募のハードルが下がっていることからも「今の時代に適応している方法だと思う」と語った。

2019年の福袋は、受付が始まってから応募が順調に増えており、「出だしは好調」とのことだ。

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