「渡る世間は鬼ばかり」「3年B組金八先生」の赤木春恵さん亡くなる 94歳、心不全のため

パーキンソン病で療養生活を送っていたという
赤木春恵さん
赤木春恵さん
時事通信社

テレビドラマ「渡る世間は鬼ばかり」「3年B組金八先生」などの出演で知られる女優の赤木春恵さんが11月29日午前5時7分、東京都府中市内の病院で亡くなった。スポーツニッポンが報じた。心不全だったという。94歳だった。

通夜・告別式は近日中に東京都内で予定されている。

NHKによると、赤木さんは太平洋戦争中、女優の森光子さんらと旧日本軍の慰問活動をした経験もある。赤木さんは3年前に自宅で転んで脚の骨を骨折。その後もパーキンソン病による療養生活を送っていたという。

所属事務所によると、赤木さんは1924年3月14日、旧満州生まれ。

1940年に松竹に入り、「3年B組金八先生」(TBS系)シリーズで校長を演じたほか、「渡る世間は鬼ばかり」(同)シリーズでしゅうとめ役を務めるなどして人気を博した。

93年に紫綬褒章、98年には勲四等寶冠章を受章していた。

2013年には、88歳の時に撮影した映画で「世界最高齢での映画初主演女優」としてギネス世界記録に認定された。

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