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2018年12月07日 11時41分 JST | 更新 2018年12月07日 11時41分 JST

貴ノ岩が引退の意向。付け人への暴行で引責か

自身も2017年、当時の横綱だった日馬富士に暴行され、頭部にけがを負っていた

朝日新聞社
貴ノ岩

貴ノ岩が引退の意向 暴行で引責か

 付け人に暴行したことを認めた大相撲の幕内貴ノ岩(28)=本名アディヤ・バーサンドルジ、モンゴル出身、千賀ノ浦部屋=が現役引退する意向を関係者に伝えたことが7日、わかった。暴行の責任を取ったもようだ。

 貴ノ岩が日本相撲協会の聴取に対して行った説明によると、4日夜、巡業先の福岡県行橋市の宿舎で弟弟子でもある付け人(23)の顔を平手と拳で4、5発殴った。貴ノ岩は協会の聞き取りに「忘れ物をした言い訳をしたから」と話したという。協会は貴ノ岩への懲戒処分を検討していた。

 貴乃花部屋に所属していた貴ノ岩は、昨秋、鳥取県内で日馬富士に暴行され、頭部にけがを負った被害者。そのけがの影響で昨年九州場所と今年初場所を全休し、同春場所に十両で復帰していた。今年9月の秋場所後に貴乃花親方(元横綱)が日本相撲協会を退職し、千賀ノ浦部屋に移籍した。最高位は前頭2枚目で、幕内通算140勝157敗18休。

 協会はこの事件を契機に再発防止に関する第三者委員会を立ち上げ、最終報告を受けた今年10月には、「いかなる目的の暴力も許さない」などとする暴力決別宣言を発表していた。しかし、宣言後、最初に発覚した暴力問題の加害者も貴ノ岩という皮肉な結果になった。

(朝日新聞デジタル 2018年12月07日 10時36分)

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